MISSION & VISION

(我々が考える)シビックテックとは

シビックテックは、市民がテクノロジーやデータを活用して地域課題の解決や、教育や防災、環境、まちづくりなどの準公共領域のサービス向上を目指す活動です。
ITエンジニアやデザイナー、プランナー等といった直接テクノロジーに関わる人たちだけでなく、アイデアを出すのが得意な人、地域のことに詳しい人、ディスカッションが好きな人など、様々な背景を持つ人たちが集まり共創することで、地域課題を解決する新たな価値を生み出していくことができます。その活動全体がシビックテックと考えています。

我々がシビックテックをやる理由

日本では、明治維新から100年間で増加した人口が、2000年を境に100年で減少するという、歴史上かつてない事態が発生しています。100年かけて築き上げた社会をどのように再構築していくのかは、政治や行政、企業だけでなく、私たち一人ひとりが向き合うべき課題です。

この難局を乗り切るためには、縮小する社会の中で新たな価値をどう生み出していくかを考え、実行に移さなければなりません。その一つが、デジタル技術の活用やデータに基づく課題解決です。

この取り組みでは、従来の体制に頼るのではなく、私たち一人ひとりが「自分ごと」として捉え、組織や立場、年代を超えて共創していくことが重要です。既存の組織に依存するのではなく、ボトムアップ型で自分の地域を少しずつ変えていくことが、共創型の新たな社会を生み出す原動力となると信じています。

我々が担うシビックテック

シビックテックジャパンは、シビックテック的な発想で地域社会をよくしていこうとする市民、企業、行政等のハブでありたいと考えています。
シビックテックフォーラム等のイベントを通じ、志をともにする人たちが出会うきっかけを創ったり、地域で市民共創による課題解決などに取り組む企業同士をつないだり、行政と企業、市民団体と企業などを“シビックテック”というキーワードで繋ぐことをイメージしています。

また、コアメンバーの一人ひとりも、一人の市民、一人のプレイヤーとして自らの地域に関わり続けることを大切にしています。